ロレックスを売る前に!ベルト調整に使うマイナスドライバーにはご注意を

ロレックスのベルト調整

ロレックスの買取時に良く見かけるベルト長さ調整時に回すマイナスネジシャフトのマイナス溝が変形しているものをみかけます。そのようにならないための対策をお知らせします。ネジが変形していると買取価格にも響きます。

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ロレックスのネジにあったドライバーを使おう!

ネジにあわないドライバーを使うと高級品だけあって大変なことになりますので、ご説明します。

 

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ロレックスを将来売る場合、ベルト調整時使うマイナスネジには注意を

マイナスネジ
腕が太ってきたり痩せてきたとき、ロレックスのベルト調整時に駒を抜いたり継ぎ足したりしますが、その調整時にはマイナスネジを抜き差しします。

 

ロレックスを買取したときに良く見かけるのですが、駒を抜くときに回すマイナスネジの溝が変形していることが良くあります、結構名の知れたお店で買われているお客さんの物でも変形を目にすると???ですが・・・

 

この現象はマイナスネジの溝とマイナスドライバーの先の形があっていない、もしくはドライバーの先が変形したものを使用されたときにネジが変形してしまっています。
その場合買取に出すときは少し買取価格がダウンすることもあります。
そうならないようにする為には、通常はドライバー先が変形もしくは摩耗した時はドライバー先を磨き直さなければいけません。

 

ロレックスのブレス調整時の事故でヤフー知恵袋で相談されている方もいるほどです、正規代理店でもこのようなレベルです


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幅の違うドライバーを使うと

ロレックスのマイナスネジ
図にあるようにまずマイナスネジの幅より短いドライバーを使うとネジへの力が伝わらずネジ頭だけを壊してしまうことがあります。
まずはネジ幅とドライバー先の幅がほぼあったものを使いましょう。ネジの幅は5連ブレスで約1.3mmですので1.1mm~1.2mmドライバーが理想です。
1.5mm幅のドライバーならば約0.2mm分を砥石やヤスリで削ってみましょう。


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ドライバー先の角度にも注意を

ドライバーの先
さらにドライバー先の角度も大事です、角度のキツイドライバー先の場合溝との接点が入口だけになってしまうので、いくら怪力な人が回してもネジ先だけが変形してネジ溝を壊してしまい、もう駒を取り外すことができなくなります。

 

理想的なドライバーの先はネジ溝と同じ形をしたものです。
形の違うドライバーでも砥石やヤスリで削りだし溝と形をできるだけ合わせていきます。
何度も使用していると多少変形や削れが出てきますのでその場合も磨き直します。

 

回せなくなったからといちいちドライバーを購入しなくても、磨き直した方が長く、安く使用できます。


どうでしたか?
せっかく高いロレックスを使っているのでネジの頭の変形は気になりますよね。
あまりひどい変形は抜くことができなく切断しなければなりません。
当店に買取に持ってこられたときも1駒分少ない見積もり金額になります、はまる腕が細くなる分売る相手が限定されてきます。
ステンレスの場合は千円から三千円の買取価格が減少となりますが、金やプラチナの素材のベルト駒の場合は1万円以上も買取価格が落ちる場合もあります。
不安な方は時計専門の店舗やロレックス修理正規店にお持ちいただくことをオススメします。