クオーツ時計の故障診断ツール|クオーツテスターの紹介

クォーツテスターで時計買取時の故障診断


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買取時クォーツ時計動かないからとあきらめていませんか?

クォーツテスター

一発でクォーツ時計の故障場所を判断するツール!その名もバッテリー&パルステスターです!

コチラの商品は無名海外製でかなりチープなつくりです。高性能な機械は数万から十数万しますので、チェックだけなら十分かと思います。

 

機能だけは充実しており、電池の残量・コイルの導通・パルスの有無が調べられるスグレモノです!クォーツ時計の買取時にも大活躍です。


機能1 バッテリーチェッカー

電池残量チェック

まずは動かない原因NO1といっていいでしょう、電池切れのチェックです。
電池が残っているか残っていないか?新しく電池を入れ替えればわかりますがそれでは新品の電池を開封しなければなりません、しかも古く劣化した電池の恐れもあります。

 

まずは+の刻印がされた機械最下部にあるチェック台にプラスを下に向けボタン電池を置きます、その上にあるシルバー色のレバー金具を押し当てるだけ。その時スライドレバーの選択は ”SILVER OXIDE(Low Drain)”のモードにしておいてください。
SILVER OXIDEとは酸化銀という意味で一番時計の電池で使うボタン電池です。
器械を使わない時もこのモードにして保管します。

 

酸化銀電池はおもにSR616SWなどのSRと刻印されています。
ちなみに616は寸法を示します、6mm幅の1.6mmという感じです。ピッタリではないですが・・・
SR616SWの最後にあるSWは普通の時計に合う弱電流向きという意味です。
そのほかに”SR626W”のように後ろがSWではなくWだけの表示の物があります、これは十分に大きな電力でも供給可能な電池でデジアナなど電流をよく使うタイプに使用されます。
尚、Wだけの電池の場合は、機械のスライドレンジをSILVER OXIDE(Hight Drain)にしてください。(電圧は同じ1.55vなのでLOWとあまり変わらないですが一応レンジがありますので・・・)

 


バッテリー残量針

テストの結果は機械上部にあるメーターでわかります。
SILVER OXIDEを書いてある部分を読取してください、上の数値の0〜20までの位置が1.5vに針がさしましたので、満タンです。
黄色の部分になると1.2v〜1.3vでもうなくなるよのサイン、赤い部分がだめでしょうのサインとなります。

 

あと、Gショックなどに使われる大きい電池のリチュウム電池は本体スライドレンジを ”LITHIUM/OFF” の位置で計測してください。リチュウム電池は3Vの電圧ですので本体メーターの下の数字0〜4の部分で電圧を判断します。3より少し超えていれば満タンです。危険信号の黄色と赤は2v弱からの設定となっています。

 

これで電池が悪いのかそうではないのかがわかりますね〜

 

機能2 コイル導通テスト

コイル切れチェック

あとで説明しますがクォーツ時計にはコイルがあります。
そのコイルが断線しているかどうか判断する機能です。
器械スライドレンジは ”COIL TESUT ”の位置にしてください。
器械のサイドから出ている赤と黒のチェック棒でコイルの端と端をはかります。一般のテスターの導通と同じですので、赤と黒の棒先を直接つなげれば抵抗無しなので一度接着させて抵抗無し時のメーター位置を確認しましょう。

 

コイル断線はあまりトラブル症状では出ないですが、古い時計や電池交換時や裏蓋開閉時に傷つけた、などなど、たまにあります。
まずは交換しかないですが、回路との接点も疑ってください。断線ならわざわざ巻直すわけにはいきませんのでコイル断線復活材たるものが売られています。詳しく知りたい方はご連絡ください。

 

機能3 パルステスト

クォーツ時計の機構は基盤系と駆動系で構成されています。
クォーツ時計回路
電池からの供給電流を電子回路が水晶の一秒間に3万2768回振動の特性を利用しステップモーターへ信号電流を送ります。
ステップモーターは普通のモーターと同じくコイルと磁石で構成されており磁石で出来たローターを回します、そのローターはギヤになっており、ローターが回転するたびにギヤを介して時計の針が回る仕組みです。

 

 

クォーツ時計のパルス信号確認

パルステストをするときは器械の中央にある時計の絵が描いてあるところに時計本体を置き、スライドレンジを ”PULSE TEST ”の位置にします。

 

すると電源が入り右側の赤いライトが点灯します。
時計の回路がパルスモーターへ信号を送る度に磁界が発生しパルステスターが反応し左側にある緑色のライトが点滅します、それと同時に発生音も出ますのでわかりやすいと思います。

 

時計によりは20秒で1発信し一分間で3回しか発生しない物など、特に秒針が無い時計は1秒間に一回のパルスを必ず発生するとは限りませんので注意してください。

 

 

もし、電池の電圧があるにもかかわらず、パルス信号が器械から発生されなければ基盤・コイル・接点の故障が考えられます。接点とコイルを確認し問題なければ基盤の交換となります。手に入るものならいいですが、基盤を入手できなければ共通の基盤を使っている時計から拝借しなければなりませんので注意してください。

 

ETA社の輪列軸受け

パルス信号が確認できたにもかかわらず時計が動かない場合は、輪列あたりの歯車に異物があったり、歯車軸の油汚れであったり、軸受け部分が破損していることが疑われます。
輪列の歯車を分解洗浄して、軸受けにOILをさすオーバーホールが必要となります。このトラブルが一番多いような気がします。
輪列の分解清掃は少しコツがいりますので、安いジャンク時計を練習台にしてオーバーホールしてみるのも手ですね。
特にローターに磁気がありますので厄介です。ステップモーターのフレームに引っ付いたり、ピンセットに引っ付いてしまうので、ピンセットは真鍮や磁気を帯びにくい非鉄ステンレスのピンセットなどで工夫して作業してください。輪列にさすオイルはシチズンのAO-2オイルがお勧めです、さしたかささってないかわからないくらい少量をさします。AOオイルは日本が誇るシチズンの開発した経年でもほとんど劣化しにくいオイルで有名な優良オイルです。

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輪列を強引に回して回復させるなら消磁気で

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とりあえず動くように強引に修理する方法もあります。電池や基盤を外し (できれば針と文字盤も) パーツクリーナー (ホームセンター298円脱脂スプレー) で輪列の部分を一吹きし(汚れを書き出すように少量吹く。文字盤まで浸透させないように)、すぐにエアースプレーで液を飛ばすように吹くと、異物や油汚れで動かない時計の場合復活することもあります。注記:これは時計を痛めることがありますので自己責任でお願いします!

 

さらに・・・ 輪列を強引に回して歯車軸の汚れと歯車の接着をなじませるため、電池や基盤をはずして消磁気器に近づけると消磁気器の磁気で強引にローターが回転しますので輪列がぐるぐるとまわります。この場合結構高速で回転しますのであまりやりすぎは禁物です。時計を逆に壊す恐れがありますので自己責任でお願いします。

 

色々と修理方法は様々ですが、王道は丁寧な分解清掃だと頭に焼き付けておいてね?練習はどうでもいい安物時計からした方が無難ですよ。
詳しい復活方法はもうすぐユーチューブにアップしますので興味のある方は視聴してみてください。

 

尚、器械を使わないときはこのレンジに合わせておかないでください、電源ONの状態です。バッテリーチェックのモードで保管してください。

 

古い時計で電池を入れたまま放置していると電池から液漏れし、液が金属を錆びさせることがあります。
古いクォーツ時計の買取時は液漏れを懸念して買い取る必要があります。ひどくない場合は洗浄して使えることができますが大きく漏れている場合はムーブメントごと交換したほうが安く直せることが多いです。ムーブメントが手に入らない場合もありますのでジャンクの部品取りになる恐れが多いです。

クオーツテスターを使った点検手順 フローチャート

クォーツ時計故障チェックフローチャート
当てはまらない複雑な時計もありますので、シンプルな時計だけの参考までにしてください。

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