古いクォーツ時計は動いていないと買取値が落ちる？

電池式の時計の買取は数多くご依頼いただいています。
その中で動いていない時計の場合少し安い金額になります。

 

お客様は電池が無いだけですといいますが、実際交換してみないと動くかどうかわからないので高価買取できないことがあります。

 

数年前の時計ならば何とか高く買取できますが古い時計の場合故障して動いていないことが考えられるからです、
さらに、水が入ってしまった、電池が液漏れしてしまったなど考えるトラブルは沢山あるからです。

 

当店では時計修理、メンテナンスを自社で行っていますので他店よりかは動いていない時計でも高評価で査定できますが、買取してくれない店も多いようです。

 

ボタン電池の液漏れトラブル

古い時計の故障の原因に電池の液漏れがあります。
よく古いリモコンの電池の端っこが粉になっているのを見たことがある方もいると思いますが、
電池は寿命が過ぎても使っていると電池から液漏れが発生してしまいます。これは放置していると微量に放電され水素ガスが放出されます、電池のアルカリ液も同時に放出されることで液漏れがおこります。
電池の破裂を防ぐためには仕方が無い構造となっています。

 

この液漏れが機械のギヤーに入り込んでしまうと時計が動かなくなったり、接触不良なども起こしますので、オーバーホールが必要となります。
さらにひどくなると、機械の金属を劣化させてしまい機械ごとの交換が必要となるパターンもあります。

 

なので古い時計の場合は動いていないとマイナス査定になることが多いのです。